2006年12月29日
柚子湯は古くからある日本版アロマセラピー
日本人になじみがあるアロマセラピーというと香道だという人がいるが、私はそうは思わない。香道とは庶民のものではなく貴族など高貴な人が行っていただけで、民間療法の一つとして注目されているアロマセラピーとは異質のものと思っている。
では、日本版アロマセラピーはというと、私は柚子湯を挙げたいと思っている。柚子湯とは冬至の日の寒さから身体を守るために古くから行われている慣習みたいな物。お風呂に柚子を丸ごと入れて、香りを楽しみながら入るというもの。小さい頃より両親がするがままに受け継いできたような部分が多い。
アロマセラピーを研究するようになって、柑桔系の果皮に含まれているリモネンに血管拡張作用があり、皮膚表面温度を多い部分では2℃も上昇させることも発表してきたが、柚子湯はまさにこれの応用と考えることが出来る。
つまり、お風呂に入れた柚子の果皮からリモネンの成分が自然に流れ出すことで皮膚からと吸入することからで体内に吸収され、血管拡張作用を起こす。
これにより体温、すなわち皮膚表面温度が上がり、湯冷めしにくく、いつまでも温かいから風邪もひきにくくなるのだろう。
柚子湯は、日本版アロマセラピーであるという私の見解、理解してもらえたであろうか?
もちろん、柚子湯の替わりに私と吉井先生が考えた入浴剤でを使ってくれても良いし、オレンジやレモンの精油を使ってくれても柚子湯の替わりは出来ますよ。

